避難訓練がありました(積雪時火災想定)
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2025.02.20
2月10日(月)に積雪時の火災を想定した避難訓練が行われました。
みんなが遊んでいる、朝の自由選択活動中に非常放送が鳴りました。
今回の火災はボイラー室からの出火を想定しての訓練だったので、テラスを通って、年長組オープンスペースまで避難しました。



年齢が高い子ども達は火事の避難訓練だと理解し、ハンカチや手で鼻と口を覆って避難することができました。

各クラス、子ども達や職員が全員いることを確認し、報告をします。

全員の無事を確認し、教頭先生から避難訓練についてのお話がありました。

今回は何の避難訓練だったのか、火事の時には何に気を付けなけらばいけないのかなど、地震とはまた違った避難の仕方について振り返る時間となりました。

避難訓練後に、年中組と年長組は、もしも火事になって煙が広がった際、園内にある防火シャッターや防火扉がどのように作動するのかを見学しました。

火事になり、煙を感知した時には、防火シャッターが作動します。力持ちの大人が止めようとしても止まらないため、防火シャッターの下をくぐったり、シャッターの下に物を置いたりしてはいけないことを学びました。

防火シャッターが閉まった時には、非常灯のすぐ下にある非常口を開けて行き来できることも聞きました。
実際に非常口を通ってみました。

その後は、ホール前にある防火扉が作動する様子を見学しました。


防火シャッターと同様に、防火扉が閉まったら非常口を通ります。

防火扉の非常口には段差があるため、気を付けて歩くように伝えながら、通りました。


防火シャッターも防火扉も、普段は天井に隠れていたり、壁と一体化したりしてします。けれど、もしも火事が起きた時には、みんなのことを守ってくれる大切なものであることを知ることができました。

避難訓練後、それぞれの学年で園内の防災設備がどこにあるのかを探してみたり、ボイラー室はどんなところなのか見学をしたりして、防災について触れることができました。
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1年を通して、さまざまな避難訓練を経験してきた子ども達です。
今年度の避難訓練はこれで終了となります。これからも自分の命を守るためにはどうしたらいいのか、防災意識を高めることができるよう、普段の園生活の中で伝えていけたらと考えています。
ご家庭でも、もしもの災害に備えて、避難の仕方など、ぜひお話してみてくださいね。