食育教室がありました。
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2025.11.17
11月11日(火)に、ホールに全園児が集まって食育教室を行いました。

はじめに園長先生が『つや姫(庄内産)』の新米を、さまざまな道具を使って炊飯する様子を見せてくれました🌾

無水鍋を使っての炊飯は時間が掛かるので、食育教室よりも少し早めに炊飯を始めました。ホカホカの炊きあがりに、子ども達も興味津々です👀
炊飯ジャーでなくてもお米は炊けることを教えてくれました。

さっそく他の道具でも炊いてみましょう!
<メスティン>
メスティンは固形燃料で炊飯ができます。

<土鍋>
土鍋は火に掛け、炊飯します。

<炊飯袋>
炊飯袋は沸騰したお湯に入れ、炊飯します。

炊飯袋を使った炊飯は、もしもの災害に備えたお米の炊き方にもなります。

また、少し方法は異なりますが、アイラップを使っても炊飯が可能ですので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね☝
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お米が炊き上がるまでの間、食べ物の働きについての話を聞きました。

いろいろな食材を4つの色に働き毎に分けていきます。『黄:強い力の出る食べ物』『赤:丈夫な身体を作る食べ物』『緑:病気から守ってくれる食べ物』『白:美味しい味のお手伝いをする食べ物』です。

クイズ形式で分類していきます。毎日のお昼ごはんの中でもいろいろな食材や食べ物の働きについて触れている年長組や年中組の子ども達からはたくさん手が挙がりました。



小さい組の子ども達は、食べ物そのものの色で判断してしまう様子がありましたが、年長組、年中組は働きを考え、分類することができました✨
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次に、毎日みんなにお昼ごはんを作ってくれている栄養士さんもお話してくれました。

たくさんの給食を作るために大きな調理器具を使っていたり、栄養バランスを考えて献立をたててくれたりしていることを知りました。


みんなの健康を考えながら毎日の給食が作られていることを知り、これからもいろいろな食べ物を食べることが大切であることを改めて感じることができました。そして、作ってくれる人への感謝の気持ちをこれからも大切にしていきたいですね♡
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お話が終わると、ちょうど、ごはんが炊けたようです!
<無水鍋>

<メスティン>

<土鍋>

<炊飯袋>

ホールの中に、お米が炊けた香りが広がりました。
「うわー、美味しそう♥」みんなで炊けたお米を見たり、香りを嗅いだりしました。




さらに、給食を作る時に使っている調理器具も見学しました🥣


鍋、ザル、ボウル、ヘラなど、いろいろ見たり、触ったりしました。
家庭用の調理器具との大きさや重さの違いに驚く姿もたくさん見られましたよ😲

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その後、年中組と年長組はさまざまな方法で炊きあがったお米の試食をしました。

ごはんを眺めて「お米がキラキラしてる✨」と期待を膨らませていました。実際に食べてみると、「甘くて美味しい!」と大喜びの子ども達でした😋


どの方法で炊いたお米もとても美味しかったですね。
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この日のお昼ごはんの時間に、満3歳きらり組、年少組、年中組、年長組のみんなは『おにぎりづくり』にも挑戦しました🍙

栄養士さんや調理師さんにも見守ってもらいながら作りました。

ラップにごはんをのせて『鮭』『おかか』『ごましお』の3種類から好きな具を選びました。難しいところはちょっぴり手伝ってもらい、完成させましたよ。

最後は、ごはんに海苔を巻いて完成です。

「海苔はどんな香りかな?」「海苔の表と裏はわかるかな?」と確認しています。

海苔をちぎって、サッカーボールのような模様にする姿もありました⚽
丸いおにぎり、三角おにぎり、小さいおにぎりを2つなど…自分なりのイメージをもって作っていました。

大きなお口で「いただきまーす❣」


自分で握ったおにぎりの味は格別だったようで、どの子も最後まで美味しそうに食べる様子がありました😆




さまざまな炊飯の仕方や食べ物の働き、給食ができるまでの過程を知ることができましたね。また、炊きたてのお米の美味しさ、自分で作ったものの美味しさを感じ、『食』への興味関心をより高めることができた食育教室となりました♪

今後も食事の時間を通して、さまざまな食材や料理に触れ、日々の生活の中での食育を大切にしていきたいと考えています。その中で、食材に対して命をいただいていることへの感謝、料理を作ってくれる人への感謝の気持ちも大きく育んでいきたいと思います♡

『おにぎり』は小さいお子さんでも簡単に作ることができますので、ぜひご家庭で作ってみてくださいね✩


