年長組 交通安全教室がありました。

10月30日(水)に年長組を対象にした交通安全教室が行われました。
この日は自動車を使って、交通安全について学びました。

初めに、『自動車』について学びました。
左右に曲がることを知らせるウインカーを見たり、周囲に危険を知らせるためのクラクションを聞いたりしました。

ドアの開閉についても学び、強くドアを閉める音を聞き、“もしも手をはさんでしまったら…”ということを考えました。
ドアの開閉だけでなく、シートベルトの着用についても危険が伴うので、大人の人にしてもらったり、最後にきちんと着用できているかを確認してもらったりするよう約束しました。

次は死角の実験です。
年長組の子ども達にも協力してもらい、車の周りで“かくれんぼ”をしてみました。
車に乗っているお友達から、隠れている場所はわかるかな?

車の中からは運転席からも助手席からも、外に隠れている友達を見つけ出すことはできませんでした。
遊んでいることに気づかずに車が動き出しては危険なので、車の周りでは絶対に遊ばないことを約束しました。

次は内輪差の実験です。
車が左に曲がります。
赤い三角コーンにぶつかるのは、「前のタイヤ」と「後ろのタイヤ」のどちらでしょうか?

正解は、「後ろのタイヤ」でした。
年長組の子ども達の中で正解したお友達は1人だけでした。
車が曲がり始めたからといって、近づくと、後ろのタイヤに巻き込まれてしまいます。
横断歩道などで待つときは、歩道ギリギリではなく、一歩下がって待ちましょうね。


次は、ダメ子ちゃんの登場です。
もしも急にダメ子ちゃんが車の前に飛び出してしまったら、車は止まることができるのでしょうか?

あ!危ない!!

車は急に止まれずに、ダメ子ちゃんは車にぶつかってしまいました。
ダメ子ちゃんの様子を見たことで、“交通事故は怖くて、とても痛いことである”ということを実感した年長組の子ども達でした。
道路を横断するときは飛び出さず、きちんと横断歩道を渡りましょうね。


最後に『とまとの約束』と『ストップの約束』を確認しました。

『とまとの約束』と『ストップの約束』どちらも自分の命を守るために、大切な約束です。
小学校への就学に向けて、実際に通学路を歩いてみたり、交通ルールを再確認したりして、安全に対する意識を高めていきましょうね☆