避難訓練がありました。(河川氾濫)
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2024.11.13
11月5日は『津波防災の日』です。
本園では津波防災の日にあわせて、11月5日(火)に大雨などで河川が氾濫し、浸水が迫った場合を想定した避難訓練が行われました。
最上川の水が溢れ、危険が迫っていることを知らせる放送が鳴りました。静かに放送を聞き、避難の仕方を確認して、早速準備を始めます。
通園バッグ、オレンジバッグ…帰りの身支度をして、準備ができたクラスから先生と一緒に次々とホールへ避難してきました。
一次避難場所であるホールに全員避難できたかを確認をし、クラスごと園長先生に報告します。
全員の一次避難が完了しました。
その後は、保護者の方が次々に迎えにくることを想定しての引き渡し訓練を行いました。
今回は先生が保護者役になり、練習しましたよ。
コドモンカードでご家族であることを確認したり、お家の人の名前やパスワードを確認し、子ども達を引き渡します。
「さようなら」をして、引き渡し完了です。
スムーズに、そして安全に、ご家族のもとにお子さんをお渡しすることができるよう、今後も訓練を重ねていきたいと思います。
避難訓練終了後は、園長先生のお話を聞きました。
幼稚園にも浸水してくる可能性は十分にあります。7月の豪雨の際も、園周辺の道路で冠水している箇所がありました。
そのため、保護者の方のお迎えが間に合いそうにない場合は、幼稚園から2次避難場所へと避難することになります。
お部屋に戻ってからも、「河川氾濫とは…?」「避難するときに大切なことは…?」など、絵本を見ながら振り返りましたよ。
実際、7月25日には豪雨による甚大な被害があり、被害に遭われた方々の復旧作業は今も続いています。その日は酒田市からの避難指示で、本園も保護者の皆様に早急にお迎えをお願いしました。
時間が経つにつれ、園に向かうさまざまな道路が冠水し、お迎えも困難になっていきます。
今後も避難指示が出た場合は、早めのお迎えにご協力をよろしくお願いします。
地震や火事だけでなく、河川氾濫も身近な災害だと感じます。いつ起こるかわからないのが災害です。自分の命を自分で守ることができるように、これからも避難訓練の大切さを伝えていきたいと思います。