交通安全教室がありました。(年長組)
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2025.11.05
10月29日(水)、年長組を対象にした交通安全教室が行われました。

今回も酒田市交通安全専門指導員さんをお招きし、交通安全について教えていただきました。

今回は自動車を使って、さまざまなことを学びましたよ🚗


最初に『自動車』について学びました。
自動車には、左右に曲がることをお知らせするウインカーがあります。

左右どちらに曲がるのかな?

ランプが点滅している方に曲がることを確認しました。
さらに、周囲に危険を知らせるためのクラクションを聞いたり、ドアを開閉する際の危険性について考えたりしました。

ドアの開閉には手を挟むだけでなく、隣の車にドアがぶつかる危険性もあるので、大人にしてもらうようにしましょうね。

次は『死角』についての実験です。
年長組の子ども達に協力してもらい、車の周りでかくれんぼをしてもらいました。

車のすぐ目の前にしゃがんで隠れています。
車に乗っている人からは、隠れている場所がわかるかな?


どこに隠れているのかな…
サイドミラーなどを使って、必死に探してくれていますが、見つかりません。

隠れていたのは、ここでした!

助手席からだけでなく、運転席に乗っていた大人からも隠れていたお友達は全く見えないことを知りました。車の周りでは絶対に遊んではいけないことを約束しました。

次は『内輪差』の実験です。
赤い三角コーンが、横断歩道のすぐ側にあります。

車が左に曲がる時にぶつかるのは、「前のタイヤ」と「後ろのタイヤ」どちらでしょうか?


前のタイヤはぶつかりませんでした。

しかし、後ろのタイヤはぶつかり、三角コーンをひいてしまいました。

子ども達のほとんどは、前のタイヤが三角コーンにぶつかると予想していました。
横断歩道のすぐ側に立っていたり、車が曲がり始めたと近づくと、後ろのタイヤに巻き込まれて危険です。
信号を待つ時などは車道ギリギリではなく、一歩下がって待つようにしましょう。

次は、人形を使っての『飛び出し』の実験です。
幼稚園児くらいの大きさの人形“ダメ子ちゃん“が、急に車の前に飛び出します。
車は止まることができるでしょうか?

あっ!危ない!!

車は急に止まれず、ダメ子ちゃんは車にひかれてしまいました。

ダメ子ちゃんの様子を見たことで【交通事故は痛くて、怖いものであること】を実感した子ども達でした。
また、赤い三角コーンの位置でブレーキを踏んだ車が止まれずに進んだ距離を見て、車が急に止まれないものであることも実感しました。

最後に『とまとの約束』と『ストップの約束』を確認しました🍅


どちらも自分の命を守るために、大切な約束です。

小学校への就学に向け、安全に対する意識をさらに高めていきましょうね!



