避難訓練がありました。(不審者/河川氾濫)
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2025.11.10
10月31日(金)園内に不審者が侵入したことを想定した訓練を行いました。さらに、11月5日(水)には河川氾濫を想定した避難訓練も行いました。
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不審者侵入を想定した避難訓練は、職員と子ども達に事前予告をせずに行いました。園内を不審な人が歩いているところを見かけたら、緊急性や危険性を見極め、対応に当たらなければなりません。
不審者の行動をよく観察しながら、近くにいる職員で連携をとり、職員室に知らせたり、子ども達の安全を確保したりしました。

部屋の扉を閉めて侵入できないよう防いだり、鍵を掛けたりして不審者が部屋の中に入らないように対策します。

職員が不審者の対応にあたる際も不審者に刺激を与えないように、落ち着いた口調で話をし、誘導していきます。不審者は何を持っているかわかりません。職員も安全に気を付けながら対応していきます。


園内の安全が確保できたら、園児や職員、全員の無事を確認します。


今回、事前予告はしませんでしたが、突然の出来事にも落ち着いて避難することができました。
子ども達が知らない人を見かけた際、不審者かどうかを判断することは難しいことですが、”知らない人=不審者”にならないように配慮し伝えていきたいと考えています。
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11月5日は『津波防災の日』です。
本園では津波防災の日に合わせて、大雨などで河川が氾濫し、浸水が迫った場合を想定した避難訓練を行いました。最上川の水が溢れて危険が迫っていることを知らせる放送が鳴りました。

みんな静かに放送を聞き、どこに避難をするのかや避難の仕方について確認しました。通園バッグやオレンジバッグなど、帰りの身支度を整えたクラスから先生達と一緒にホールへ避難します。

避難する際の約束である『おかしも』を守って避難できているかな?



一時避難場所でもあるホールに園児と職員の全員が避難できたかを確認し、園長先生に報告します。


全員が避難できたことを確認した後は、保護者の方が迎えに来ることを想定して引き渡しの訓練を行いました。今回は先生が保護者役となって練習をしましたよ。


コドモンカードの有無やお家の方の名前、パスワード等を確認します。
お家の人であることの確認がとれたら、ホールで待機している園児を呼び、職員と一緒にエントランスホールへ向かいます。

安全を確認し、スムーズにご家族の方に引き渡すことができるように繰り返し訓練しました。

靴を履き替え、「さようなら」の挨拶をしたら引き渡し完了です。
引き渡し訓練の後は、園長先生のお話を聞きました。

最上川が氾濫すると、ホールの上にあるカーテンの下の方まで水が来ることを知り、驚いていた子ども達でした。

昨年7月の豪雨の際も、園周辺の道路が冠水している箇所がありました。もしも保護者の方のお迎えが間に合いそうにない場合は、幼稚園から2次避難場所へと避難することになります。

地震や火災に続き、河川氾濫も身近な災害です。災害はいつ起こるかわかりません。そのときに自分の命を自分で守ることができるように、これからも避難訓練を重ねていきたいと思います。

また最近では、熊の出没も多く毎日のニュースでも取り上げられています🐻
”もしも”の時に備え、対策や避難の仕方などをご家庭で話し合ってみてくださいね。


